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女性の社会進出が目覚ましくなり、
昨今では主婦も仕事を持っているのが当たり前ともいわれる時代になりました。
もっとも世界的に見ればまだまだ日本における女性の社会的な立場は弱いのですが、
それでも長い目で見れば男女雇用均等法が施行されて以来、急速に働く女性は増えてきています。
そんななか、経済的に自立する女性は結婚願望が薄くなっているともいわれるようになりました。
実際、３０～４０代の独身女性は増加の一途をたどっています。
しかし本当に女性たちは結婚願望がなくなったのでしょうか。
私見ではありますが、答えは「ノー」だと思います。
そもそも女性は、古から「ムラ（村）」を作り、そのなかのコミュニティーを大事にする生きもの。
いってみればＤＮＡにそのようにインプットされているわけです。
つまり動物的には、一匹オオカミのように自由気ままに生きる動物ではないといわれているのです。
ですから結婚して家庭を持ち、出産したいと考えている女性というのは、
きっと世間が想像するより多いはずです。ひとついえるとしたら、それは女性が力をつけたことで目が肥えてしまい、
「この人と家庭を持ちたい」と思わせるような男性が少なくなってしまった……ということかもしれませんね。