なにを隠そう、わたしはお隣の国、
韓国でのお見合いパーティーに参加したことがあります。いまは日韓関係が悪化しているのでそういう行動を批判（？）する人もいそうですが、当時はそれこそまだペ・ヨンジュンの「冬のソナタ」ブームが到来した直後で、日本中の女性が素直に韓国に沸いていた頃です。
はじめはどうせ婚活するのなら、海外遠征も面白いかなぁという程度のことでしたが、これがなかなか面白かったのです。
会場はソウルのある有名ホテルの宴会場でした。形式としては、女性陣はみんな日本人。つまり、女性はみな日本から駆け付けるわけです。そして男性陣は、全員韓国人。年齢層も職業もさまざまで、それこそ医師から学生までいました。
そのなかでわたしがパートナーになったのは、４０才の歯科医（開業医）。その翌日にはすぐに２人きりでデートしましたが、韓国人男性って本当に押しが強いんですね。愛車のＢＭＷで宿泊先まで迎えにきてくれ、それから彼のクリニックに案内され、そしてすぐにプロポーズを受けました。
なんだかあまりのスピード感に怖くなってお断りしましたが、いまとなってはちょっと惜しいことをしたかなと思ったり……。

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